静岡東ハザードマップ作成計画

 はじめまして。オルトグラフィックのメンバーのKです。このwebページは、静岡東高校のSDGs活動として作成し、多くの人たちと 僕たちの活動と防災情報について共有をすることを目的として作りました。
 是非、研究成果をご覧ください。


SDGs探究活動について

 僕たちがこのような活動をはじめたきっかけは2022年に発生し、清水区に断水などの被害を与えた台風15号や、去年の8月に発生した台風10号です。 静岡東高校の生徒の中には清水区から通学される方も多いですし、被害に遭われた方もいるのではないでしょうか。(実際に断水に遭った生徒はいました。) 台風10号については大きな被害は出なかったものの静岡東高校の付近にも数カ所において浸水の被害があったそうです。また僕の家の近くの公民館でも同様の被害があり、 この事はニュースで取り上げられていたので、身近な場所でもそのような被害があるのだと驚きました。

 そこで僕たちはハザードマップを実際に作ってみることにしました。そして、参考として市のハザードマップを閲覧したのですが、 この地図は隅々まで多様な情報で埋め尽くされていてるんですよ。

静岡市が出しているハザードマップ(静岡東高校周辺)

この地図はとても正確で数値や色として、その地域の危険度がわかります。しかし、とても細部まで作られているが故に直感的にどこが危険なのか、そして具体的にどんな経路を辿れば安全な場所に到達できるのか。 こういったことは、市が配布しているハザードマップでは理解しづらいと僕たちは考えました。

具体的にどのような事を満たせば"直感的に理解できるハザードマップ"は作れるのか。


チームでこのことについて話し合ったところ、「危険箇所を示す」「細い道は省略する、逆に太い道は分かりやすくする」「避難ルートを地図上に書く」などの意見が出ました。 静岡市の全員に伝わる地図とは言えませんが東高生や東高の近くに住んでいる人ならば、確かにこれは見やすく分かりやすい地図になるだろうと思いました。しかし静岡大学の生徒、教授方に分かりやすい、見やすい地図というのは重要であるが、全員が情報を得ることができるようにすることも大事だと言う意見もいただきました。例えば、目が不自由な方はそもそも地図を見ることができません。このような方でも理解できるようにすることが課題のひとつになりました。また、静岡東高校付近の地図だけでなく、より広い範囲で地図を作成できたら面白いという意見もいただきました。
そこで僕たちができることを考えた結果、まず良いハザードマップを作ることにし、静岡大学の方々からいただいた意見を実現するための試みとしてwebページ上での情報共有ができるシステム開発を行ってみることにしました。まだ、チャットという形ででしか情報を共有できないので、地図上に直接、情報を挿入できるようなものを作りたいと思っています。

ハザードマップ(Googleマイマップの使い方)

Google mymapのログインはここから

1,ハザードマップを開きます。

2,検索バーの下にあるピン📍マークを押して、置きたい場所にタップしてください。

2,危険箇所の説明を書いて、保存してみてください。

静岡探求コレクションに参加しました!

Shizuoka探求コレクション会場の様子

2月11日にグランシップで開催されました。チームのメンバーでとても良い発表ができたと思います。

専門の方々や先生方に嬉しいお言葉や鋭い意見もいただき、とても充実した経験を得ることができました。